去年の4月に自分が発達障害であると気づきました。
そして途方に暮れました。
「これからいったい自分はどうすればいいのだろう」、と。
そんななか、漫画家で自身がASD・ADHD・LDという3つの障害を持っている沖田×華さんの作品の中で「就労移行支援」というのがあるらしいのが分かったので、思い切ってそのサービスを受けてみました。
そして現在なんとか障害者雇用枠で働いていますが、まだ問題は解決していません。
反芻思考が無くならないのです。
これはASDの特性で仕方が無いのですが、特性だけでは無く愛着障害が原因であると今月気づきました。
さらに、自身の愛着障害に気づいただけではなく、どうやら機能不全家族である私の母親も愛着障害なのではないかと思っています。
私は「恐れー回避型」だと自己診断したのですが、これは母親にもあてはまるんですよね…
私が親戚の子供に目の前でいじめられているのに、「我慢、我慢」と目をそらしてこちらに手をかざしながらつぶやき、決して助けてくれなかったり、困った事があって相談をしたら急に激昂したりするのも恐れー回避型に見られる「他人との衝突や頼られることを忌避する」振る舞いがあったので、すごく腑に落ちました。
母は、家父長制の強い自身の父親から見合い結婚を強要され、望まない妊娠と出産、子育てをしなければならず、夫は夫でそもそも家庭に関心が無く、仕事に逃げていた。
そういった要因が合わさって母はおかしくなったのだと推測しています。
もちろん、これは私の主観だし、家庭という密室で起きた「虐待」を証明してくれる人はどこにもいなくて、まだ生きている本人達に聞く事は無駄(自分から罠にはまりに行くようなものですし)なので、自分の中で勝手に納得しているだけですけど、これでいいのだと思っています。
母が毒親になってしまった謎は解けたと思います。許すつもりはないですけど、母に対する怒りや悲しみ、憎しみという執着はこれでほぼ無くなりました。
問題は父親ですが、少なくともサディストであることくらいしか理解できません。
なんとか推測しようとすると、ドメスティックバイオレンスの話で妻が夫の暴力に耐えかねて家を出て行った後、夫がものけの空になった家に帰宅して
「え、なんで?」
と、つぶやいたという話を聞いたことがあります。
おそらくですが、父は強過ぎたのだと思います。
体が大きくて病気もせず、社会的にいい仕事をしていて周りから
「先生」
と呼ばれたことで父は驕ってしまい、勘違いをしたのだと思います。
自分の妻や子供を一人の人格を持った存在に見えず、「椅子か何か」にしか見えなかったのだと思います。
それと、これも結局推測になりますが、夫婦の夜の営みが無かったと記憶しているので、まさかというかもしかしたら父はゲイなのではないかなと。
同性愛者を差別する訳では無く、明らかに両親にはつながりがなさすぎたので、子供を作る為の営みしかせず、それ以降は夫婦生活はなかったのではないかと。
こうやった自分の中の気持ちや考え、思いを「外在化」することでさらに自分を癒していこうと思います。