ドラマ「不適切にもほどがある!」全話視聴後に思った事

 全話見ないと文句言っちゃダメだよなと思ったので、ネトフリで全話視聴しました。

 

 このドラマギャラクシー賞取っているんですね。困ったもんだ。

 

 このドラマに対してカウンターを当てるとすれば

「昭和ってこんな時代だったんだぜ」

っていうコンテンツをぶつけるしかないんだけど、どのテレビ局もそんな気概はないんだろうなと思った次第。

 

 私が他局のエライさんで、放送する番組をコントロールできる立場にあったら、おそらく「コミック雑誌なんかいらない!」を同時間帯に放送して嫌がらせをしたいなとか思ったり。

 

 「豊田商事永野会長刺殺事件」でyoutube検索してもらえれば分かると思いますが、昭和のテレビってこんななんだぜっていうのが分かります。

 

 まあレーティングの関係であんなマイルドなドラマにしたのでしょうけど、今の日本が三流の貧乏小国への道をひた走ってしまったのは、80年代に何も考えない、良くも悪くも軽薄短小な世の中だったからな訳で、そこらへんを説明せずになんか「いい話」に落とし込むのは非常に悪質だと思います。

 

 私は日本のマスメディアに失望しているので、もうテレビを持っていないのですが、テレビに影響力(主に悪影響)がまだあるのはわかっているので、こういう作品を作ってしまっている限り我々の未来が暗い