私はてっきり「DEATH NOTE」の主人公「夜神月」ばりに胸糞の悪い主人公が出て来てm9(^Д^)プギャーされるという、転落劇を期待していました(ヒドイw)。
そしてその転落劇を見終えた後、この映画が元アイドルが書いた小説が原作であるのを知って戦慄するという自分を想像してワクワクするというところまでが私的にはこの映画を見る目的でした。
しかしながら、そんな内容の話では無くて、「ここでは無いどこかにいこうとしている(他人を利用してアイドルになろうとする)」という浅ましさはあるものの、想いは純粋なので共感は出来る主人公でした。
そして中盤過ぎにいったん落ちて、そこから「殻を破り(自分が胸糞悪い奴であると認識する)」、「反転攻勢をする(胸糞悪いだけじゃない自分がいると自己を再認識する)」。
だからこそ彼女は内側から力が湧いて、自分の力でアイドルになるという夢を成就する。
期待していた内容とは違いましたが、普通に良作でした。