私は現実の出来事に関して、明確なメッセージがある映画はあまり見ないのだけれど、ガザ地区の現状があまりにもひどいので(学校を空爆とかさー)視聴。
どうやら公開当時、イスラエル・パレスチナ両者から批判された模様。
そうやって批判するところを見ると、双方ともこの映画の言いたかったことを理解していないんですね。
この映画で描かれた事件から半世紀も経っているのに、本当に何も変わっていないどころかむしろ後退しているんじゃないか?そんな苦い気分になります。
主人公の仲間にダニエル・クレイグが出ているのに途中から気づきました(-_-;)
そして「フード理論」が非常に分かりやすく出て来ていて、主人公が誰と一緒に食卓を囲むか、誰の差し出した食べ物を食べないのか、そこらへんを注目して見るのも面白いかも。