今年ってヤバいんじゃないんでしょうか?

 元旦に能登半島地震が発生した時、私は今年がどういう年になるのかを暗示する様な出来事だなと思い、ひどく落ち込みました。可愛いキャラクターに癒されようと「ちいかわ」を見たのですが、結構作品世界が過酷でどこも世界は優しくないんだなと思いました(「ちいかわ」自体は嫌いでは無いです)。

 

 で、昨日突然あの鳥山明先生の訃報を知ってあまりのリアリティのなさに困惑しています。嘘だ、まだ早いだろ!とかいうよりリアリティ(実感)がありません。

 

 おそらくこれからじわじわと喪失感がやって来るんでしょうけど、やっぱり今年はヤバい年になるんじゃないですかね?気が付いたら3月の上旬で、時の流れの速さを感じてまたそこでもどんよりとして気分が落ち込むのですが、明るいニュースと言えば大谷翔平の結婚くらいですが、あれは図らずもスピンコントロールになってしまいましたね。もちろんめでたい事ですが、ニュースバリューとしてはやはり政治の話題が優先だと思います。

 

 私の世界を見る目がおかしくないのであれば、やっぱり日本国内に限らずこの世界、近代文明社会は失敗しているのだと見做さざるを得ないと考えます。世界がいい方向に進んでいるという感覚が無いんですよね…

 

 このブログのタイトルが「ちりあくたのつぶやき」とある理由は、自分の事ばかり考えずに、人間存在なんてものは虫けらよりも劣った存在なのだと規定する事で、何が起こっても「そういうものだ(カート・ヴォネガット)」とつぶやき、なんとかキツイ世の中を受け入れようというある種のライフハックとしているからなのですが、そう思う様にしても今年はこれからさらにキツくなっていくんだろうなと予感しています。