映画「ロスト・キング 500年越しの運命」

 ざっくり言うと、イギリスを舞台にした推し活映画です。なんですけど、その推しへの愛が歴史的大発見を成し遂げる(しかも実話!)小品ながら静かな感動を呼び起こします。

 

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映画「キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」

 発達障害者は、定型発達者よりも「ナイーヴ(幼く、世間知らず)」なので、この世界の「優しく無さ」を受け止めづらく、それ故に騙されたり虐げられ易いです。

 

 だから、「世の中こういうものだ」というキツイ内容のコンテンツに触れることで、この世界に対する認識を絶えず更新する必要があると思っています。

 

 映画の内容は、黒人で、双極性障害持ちの高齢者が、緊急通報システムを誤作動させたことで起きる悲劇です。ドアスコープ越しにお互いを見るというのが非常に現在の我々の有り様を象徴的に表していて、上映時間1時間20分は「疑似体験する拷問」。

 

 私は発達障害者という、精神障害者のカテゴリーですが、世の流れが変わって障害者に対する風当たりが強くなったら最悪殺戮されたり、劣悪な施設に一生閉じ込められるという可能性も十分にありえるので他人事には見えませんでした。

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ドラマ「不適切にもほどがある!」

 Netflixで配信されていたので視聴(当方テレビは持っていない)。1話しか見ていないのでこれからの展開で感想が変わるのかもしれませんが、もしかして「キャンセルカルチャー」するつもり?「昭和って良かったよねー」的な?昭和の野蛮さが少しも描けていないんですけど。おそらく今時まだテレビを視聴している年齢層がターゲットなんでしょうけど、はっきり言って気持ち悪い、老害もいいところ。

 

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テイラー・スウィフト「The Eras Tour」

 私は海外の歌い手さんのことをよく知らないのですが、ディズニープラスで配信が始まったので視聴。グラミー賞を12回も受賞しているたいした方なんですね(ほんとによくわからん)。

 

 3時間近くも歌って踊って、体力ありますねくらいの感想しか出て来ない…

 

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映画「私ときどきレッサーパンダ」

 なんといいますか、子供向けの作品で、マイルドに表現されてはいますが、「少女から女になる恐怖や戸惑い」「中国系アメリカ人の暮らし」が描かれていてかなり革新的なアニメーション映画だと思います。

 

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映画「ザ・クリエイター 創造者」

 かなりお金のかかった大作映画だと思います。出て来るガジェットも見ていて楽しい。ですが、「ブレードランナーが子供の遊びに見える」という評は言い過ぎ。見てもらった方ならわかりますが、これは「グロリア」のSF版でしかありません。

 

 主演がジョン・デヴィット・ワシントンですし、渡辺謙も出演していて豪華な作品だけど、アジア人の描写がベトナム戦争のソンミ村を思い出させたり(虐殺の指揮を執るのは白人!)して少々不快。オリエンタリズムが鼻につくんですよ。

 

 そして、これがいちばんまずいところで、全然AIがテーマじゃないんですよね…

 

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The Creator

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  • John David Washington
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漫画「望郷太郎」

 「へうげもの」でお馴染みの、山田芳祐先生のある意味異世界転生っぽいお話。おそらくビッグヒストリーものに影響を受けていると思います。テーマは「発展という病」について。最新巻ではめっさ凶暴で巨大なパンダが出て来ます!