【姫様“拷問”の時間です 17巻感想】癒しすぎて泣ける…魔王が理想の父親すぎるほのぼの拷問ファンタジー

 私、あまり続き物の漫画は読まないといいますか、読み続ける体力が無いので、「望郷太郎」と「壇蜜」、そして今回紹介する本作しか読んでいません(なお、私は単行本派)。

 本作は少年ジャンプ+という、メジャーもメジャーな掲載先なので、いまさら紹介するまでも無いのかも知れませんが、まだ知らない方に説明すると、「ただひたすら『やさしい世界』で、ほのぼのとしたやり取りがえんえんと続く癒し系作品」です。

 

 剣呑なタイトルですが、「拷問」はどちらかというと「接待」と言い換えてもいいです。

 

 舞台はよくあるファンタジー世界で、主人公である「姫(本名は不明)」が、敵である魔王軍に捕まってしまい、毎回「拷問」という名の「接待」を受け、その内容が良いので所属している王国の秘密をバラしてしまうというもの。

 

 この、姫様が拷問に「屈する」のを、彼女の愛剣である「エクス」がツッコミを入れるというのがおなじみのパターンになっている。

 

 そこに、魔王軍の拷問官や魔王本人とその家族他、バラエティ豊かなキャラクター達が、魔王軍という呼び名とは真逆な本当に暖かい「人間性」を発揮して癒されます。

 

 この巻での好きなエピソードは、魔王の娘さん「マオマオちゃん」の入学式。娘の入学式に出席する為に有休を取る(魔王なのに有休?)魔王。この魔王様が本当に出来た人(?)で、まさに理想の父親なんですよね。

 

 この漫画を読んでいると「この世界に住みたい!この人たちの仲間になりたい!」って、心から思わせてくれて、気が付いたら私はこの作品世界を「ホームベース(安全基地)」みたいに感じているのがわかりました。でも、もちろんこんなやさしい世界もこんな優しい人たちもどこにもいないことが痛いほどわかっているので、読んでいると泣いてしまいます。

 

 なんか聞くところによるとこの作品、2026年1月5日から発売されている19巻で完結してしまったみたいですね。正直いついつまでも続いていて欲しかったです。

 

 ↓終わっちゃイヤー!><