今年公開された映画で、私が見た中の極めて個人的な思い出ベスト10を決めました!だから「ワン・バトル・アフター・アナザー」が入っていないのは変だとか、まだ「ズートピア2」が残っているろう!等と言われそうですが、完全に好みでチョイスしていますw
まず第10位「国宝」
邦画の興行収入成績の記録も更新してブイブイ言わせている(昭和)本作。そんなに上位に行かなかったのは、映画の尺でやる話じゃなかったのでは無いかと思ったのと、女性の視点で物語を再構築できたのでは無いかと思ってしまったからです。
第9位「ウィキッド ふたりの魔女」
元のミュージカルは未見だし、そもそも本作はPart1なので完結していないとか、いろいろ消化不良な感はありましたが、最後の歌の力でねじ伏せられましたね。エルファバ、あんたについていくぜ!という気持ちになります。
第8位「教皇選挙」
今年現実世界で本当に教皇選挙が行われたことと、映画の中の選挙というか候補者達の主張がまんま世界の縮図として描かれているのは上手いと思いました。
第7位「サブスタンス」
デミー・ムーアの奮闘に敬意を表して。物語の構造は「笑うせぇるすまん」なんだけど、そこに「老い」「ショービジネス」「消費社会」を絡めた話の運びが良かったです。
第6位「JUNK WORLD」
監督の堀貴秀さんが経済的に困窮しているそうで、驚愕しています。第一作よりも世界に広がりを感じる展開で、次作で完結するので見届けたいです。
第5位「罪人たち」
監督のライアン・クーグラーさんが真面目で知的な人だからこそ制作が可能だった。アメリカにおける黒人音楽の源流の解説とヴァンパイア物を合体させるという離れ業。未見の人がうらやましいというかもったいない!
第4位「トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦」
久しぶりに香港アクション映画を堪能させてもらいました。見ていてシンプルに元気になるんですよね。
第3位「SING/SING」
男性が苦手とする「感情の表出」がテーマ。安全な場所で、安心出来る人たちに自分の感情を表出することで浄化が起こる(カタルシス)。やっぱり抑圧はよくないですね。
第2位「ファイナル・デッド・ブラッド」
基本的にはピタゴラスイッチ的に人が死んでいくのを見てゲラゲラ笑うという、非常に悪趣味な作品なのですが、これがこのシリーズの最終作で、シリーズにほとんど出演していたトニー・トッドさんが本作公開後に本当にお亡くなりになり、図らずもこのB級映画の格を上げることになった。
第1位「スーパーマン」
今の世界の不正に対して、本当に真っ正直に「否」を唱えた本作。こういう真っすぐで、いい意味で人間味の溢れる作品に私は弱いみたいです。ですが、映画評論家の柳下毅一郎さんが「今作で、ジェームズ・ガンの弱点が露呈しちゃいましたね。人間味のあるキャラクターを描くのが上手いからこそ、超越的な存在が描けない」と指摘されましたが、それでもというかだからこそ本作は沁みました。
番外編:今年のワースト映画
ワーストといいつつ、2本あります。まずは「白雪姫」
本作の出来自体は微妙位のクオリティだったのですが、作品周辺の出来事がバイアスとなって単体では見れなくなってしまったからです。
もう1本は「新幹線大爆破」
オリジナルの精神を踏みにじる、体制に忖度した非常にダメダメな内容で、日本人の駄目さ加減とも合わさってこの国の終わりが進んでいるのを感じますね。