こういう、いい意味でくだらない映画を欲している時は自分が疲れているんだろうなと自覚しています。内容としては、主に「スターウォーズ Ep4」を軸としたパロディ。そこに他のSF映画を少々加えたといったところ。監督と脚本はメル・ブルックス。
こちらはロッテントマトのスコア。批評家の評価は悪いですね…
ストーリー説明は、まんまwikiからの引用。
ワープした昔、遥か銀河系の彼方。悪しきスペースボール星のスクルーブ大統領は、薄くなってしまった星の大気を補充するため、近隣のドルイデア星から大気を奪取することを画策する。そして、ドルイデア星のローランド王の娘であるヴェスパ姫を誘拐し、姫の身柄を人質にして大気を盗み取ろうとする。
困り果てたローランド王は、流れ者の船長ローン・スターとその友人バーフに娘および愛車の救出を依頼する。かくしてローン・スターと姫たちは、スペースボール星人の執拗な追跡を何とかかわし続けていく。
主役ローン・スターを演じるのは監督と脚本を務めるメル・ブルックスではなく、ビル・プルマンだったりする。メル自身はスクルーブ大統領とヨーダのパクリキャラ「ヨーグルト(ホントにこんな名前!)」を一人二役で演じている。
見ている最中、往年の人気ラジオ番組「コサキンDEワァオ!」で仮に本作を紹介するとしたら、「くっだらね~w」の嵐で、肩の力を抜いて見る分には楽しめます。
以下、見どころというか、「くっだらね~」ポイント
・ダース・ベイダーの位置にいるキャラ「ダークヘルメット」。彼は元の「フォース」にあたる力「シュワルツ」を使うことで、失態を犯した部下の股間に制裁を加える。
・「スタートレック」に出て来る転送装置があるんだけど、すぐとなりの部屋にいるのにわざわざそれを使用する(そしてやらかす)。
・ローンとレイア姫に相当するキャラ「ヴェスパ姫」がいい雰囲気になってキスしようとすると、C3PO的な位置にいるキャラ「ドット・マトリックス」に内蔵されている「バージン警報(!)」が発令して貞操を守ろうとする。
・ジャバ・ザ・ハットに相当するキャラ「ピザ・ザ・ハット」は文字通り巨大なピザみたいな奴で、空腹のあまり自分自身を食べて死亡。
・終盤に脈絡もなく「エイリアン」第1作のパロディが始まり、なんと本当にエイリアンでお腹を食い破られた俳優がまた同じシチュエーションを演じる。
・宇宙戦艦スペースボール1号(タイトルはここに由来する)の船内には何故かでかでかと自爆ボタンが存在している。
・ヨーグルトが登場するシーンはまんま「オズの魔法使い」。
とまあ、こんな感じの不真面目な作品ではありますが、いい点があって、スペースボール号の造形は結構しっかりしていて、なんとこいつ終盤トランスフォーメーションしてロボになります。もしかして「マクロス」オマージュ?マクロスが1982年公開だからあり得ますね。
それと、はぐれ者だったローンが実は王族だったみたいなシーンで私は何故かちょっとウルっと来てしまいました。そこでローンが邪気の無い笑みを浮かべているのを見ておそらく「こいつ、なんだかんだいっても世の中から承認されたかったんだな」みたいに感じたのでしょう。
リブート版「裸の銃を持つ男」でも感じたのですが、本当にこういういい湯加減のコメディって見れなくなったなと思った次第。だからこんな昔の映画を見たのでしょうね。
