かつて、レスリー・ニールセンという俳優さんがいまして、彼が主演するコメディ映画「裸の銃」シリーズという作品があったんですけど、今回あのリーアム・ニーソン主演でリブートすることになったのが本作のあらまし。残念ながら日本では劇場未公開で配信スルーとなっております。
こちらは元祖のレスリー・ニールセン版、字幕ではなく正直吹き替え版(羽佐間道夫さんのバージョン)で見ないと面白さが減少します。私は今回リーアム・ニーソン版を見るにあたり、ネトフリに吹き替え版があったので視聴したのですが、羽佐間さんではありませんでした。
内容的には刑事が事件を追ううちに、関係者の女性と恋仲になったり、そこに時事ネタが盛り込まれ、ハチャメチャなギャグが休む間もなく繰り出されるという代物。
レスリー・ニールセン版が公開された当時、レスリー・ニールセンは御年62歳(!)なんですけど、今作のリーアム・ニーソンはなんと73歳(!)。作中の設定年齢はおそらく50代前半くらいだと思わざるを得なくて、それにしてもやはり年齢を感じずにはいられませんでしたね。
主人公のフランク・ドレビン・ジュニアは、旧裸の銃シリーズの主人公フランク・ドレビンの息子という設定で、父親の時代を懐かしむ古いタイプの男。戦闘能力だけは無駄に高く、冒頭の銀行強盗阻止のシーンでそれは発揮される。
ヒロインとなるベスを演じるパメラ・アンダーソンの年齢が58歳で、なんというか俳優たちが高齢なのがある種象徴的に機能してしまっていて、この手のジャンルの衰退を表しているように感じて仕方がなかったです。
時事ネタで調べないとわからなかったのは、ベスがシャンパンを差し出されて飲むシーンで「これはビル・コスビーのシャンパンだ」と言われて噴き出すシーン。
AIに聞いてみたら、かなりきわどいネタであることがわかりましたが、これはアメリカ人でないと拾えませんね…
ビル・コスビー氏に関連する「シャンパン」という言葉は、彼が関与した**性的暴行疑惑**の文脈で用いられることがあります。
これは、彼が被害を訴えた女性たちに対して、**シャンパンやワインなどの飲み物に薬物を混入し、意識が朦朧とした状態にして性的暴行を行った**とされる事件の内容を指すものです。
### 🚨 ビル・コスビー氏の性的暴行疑惑の背景
* **行為の内容:** 複数の女性が、ビル・コスビー氏から飲み物(シャンパン、ワイン、コーヒーなど)を勧められ、それを飲んだ後に意識を失ったり、抵抗できなくなったりした状態で性的暴行を受けたと訴えました。
* **薬物:** 疑惑の中では、薬物を飲ませられたとされています。
* **「シャンパン」の象徴:** この「シャンパン」という言葉は、彼が被害者に提供した**飲み物に薬物が混入されていた**という、一連の事件の象徴的な表現として使われています。彼は多くの女性に対する性的暴行で告発され、有罪判決を受けましたが、後に手続き上の瑕疵により有罪判決が覆され釈放されています。
したがって、「ビル・コスビーのシャンパン」というフレーズは、**彼による薬物を使用した性的暴行疑惑**を連想させる、非常に重い意味合いを持つ言葉です。
それと、このシリーズ結構ワンちゃんがひどい目にあったりするのですが、今回も非常に気まずいというか、中学生レベルの下ネタ感満載のシーンが出て来ます。というかお話全体が中学生が考えた様な内容で、「こういうのでいいんだよこういうので」という方にはちょうどいい湯加減みたいなクオリティではあります良くも悪くも。
↓アメリカ本国での評価は結構いい。なんなら続編のゴーサインが出てもおかしくはない。
で、感想の終わりに洋画の配信スルーが最近多いというかヒドイのでは無いかと思っていて、あのクリント・イーストウッドの新作「陪審員2番」が配信スルーというのはどうかと思っています。とてもいい内容で、映画監督としての彼のキャリアの中でもかなり上位の作品ですよ。
もちろん、理由はわからないではない。興行的な問題なんでしょう。今年の邦画が調子がよくて、「国宝」「鬼滅」が超ヒットしましたから、余程手堅い超大作か知名度が高いエンタメ作品出ないと劇場公開に踏み切れないんでしょう。不景気だし。
今作も悪い出来では無かったのですが、いかんせん高齢者向けに作ったと言わざるを得ない内容と俳優陣なので、私は楽しめましたが果たして20代30代や、親子連れが見に来てくれるかと言われれば微妙と言わざるを得ません。日本国内ではノスタルジックさが裏目に出たのかも。
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