映画「サンダーボルツ*」

 SNSでの評価が微妙だったけど、私的にはウィンターソルジャーの呪縛から解き放たれたバッキーのその後が知りたかったので視聴。

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 なんかみんなSNSで「タスクマスターが」「タスクマスターがかわいそう」とか言っていて、なんのことかと思って実際に見てみたら、確かに可哀そうでした。ロクな見せ場もないから、あのキャラクターがどんな能力を持っていたのかもわからずにああなるとは…

 

 タスクマスターの詳細は各人劇場で確かめてもらうとして、本作の大まかな筋立ては「過去の清算というか、過去とどう向き合うか」「ひとりで生きていくのではなく、仲間とお互いに助け合って生きていく」というのが軸だと思います。

 

 「ミッドサマー」のダニー役でおなじみのフローレンス・ピュー演じるエレーナの話をメインに据えて、そこにヒーローになりそこなった者や、使い捨ての駒として扱われてきた者、まあ世界のはみ出し者達が、まとめて処分されそうになったところを図らずも協力せざるを得ない状況になり、自分達を嵌めた奴にリベンジしようとするも…といった展開。

 

 中盤あたりでバッキーがエレーナ達を捕らえて説教するのだけれど、彼がウィンターソルジャーからの呪縛を逃れる為に苦闘をしているのを知っていると、「バッキーパイセンアザス!」と思わざるを得ない(政治家としての彼は「進次郎構文w」なんだけどね)。

 

 そして終盤、あるキャラクターが闇落ちしてどうしようもなくエレーナ達は追い詰められるのだけれど、ここはどっちかというとメンタルヘルスの話になっていて、こんな世界でひとりで生きて行くのはとてもじゃないけどキツイから、お互いに助け合って行きましょうみたいになって、残念なことに憎きボスキャラとは手を組まざるを得ない形で物語は終了する。

 

 もう公式がネタバレをしてしまっているから言いますが、エレーナ達がどうも新生アベンジャーズになるみたい。正直申し訳ないんだけど、彼らに務まるのだろうかという不安はある。ヒーローの条件は、その能力ではなくて、精神性の高さだと思うから。

 

 キャラクターのひとり「U.S.エージェント」なんか、キャプテンアメリカになりそこねた原因は、一般人を公衆の面前で殺害したことによるもので、さらに超人血清の影響からか、感情の抑制が出来ず妻子に逃げられたりしている。

 

 まあそこらへんも含めてこれからの展開でなんらかの決着がつくんでしょうけどね。