「FBI:特別捜査班」を見ていたら、このドラマが表示されたので視聴。
すごい地味なドラマです。ひとつの事件を軸に、新米警官とその指導教官の日常を、ボディカメラ(人間版ドライブレコーダー)を通して疑似体験する感じ。海外の批評では「警察官があまりにも頻発する事件に対応させられすぎでは?」みたいに突っ込まれているらしい。
たしかに、事件は頻発し、警察は基本憎まれて、やらかしたらSNSで拡散される。見ていて絶対にこの仕事をやりたいとは思わないくらい、ストレスにさらされる。なんせこのドラマの最初のエピソードで警官が射殺されますからね。
監督はエリク・ラ・サルという方ですが、フィルモグラフィーを見る限り、正直パッとしない(失礼)。おそらく舵取りというか、すべてをコントロールしているのはエグゼクティブプロデューサーのディック・ウルフでしょう。
彼が「FBI:特別捜査班」で制作と脚本に関わっているし、彼のフィルモグラフィーは警官物とか法廷物ばっかりなので、今作もその系譜といったところでしょうか。