映画「デッドデッドデーモンズデデデデストラクション 後章」

 去年「前章」を見たけど、「後章」は見ずにほったらかしにしていて、やっと見ました。

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 前章後章合わせた感想としては、「青春+終末物+厨二+藤子不二雄オマージュ」といった要素に、今日的な「SNSフェイクニュース・陰鬱な世相」も加味した感じ。

 

 うーん、原作未読勢なので、原作ENDを知らないのですが、てっきり「ギリシャ的結末(運命は抗えないので受け入れるしかない)」かと思いきや「セム族的結末(運命は抗えば打ち破れる)」だったので拍子抜けしました。

 

 まあ、「滅びによる解放も無く、中途半端に破壊された世界で、それでも楽しく生きて生きたい」というのはもちろん東日本大震災による原発事故を絡めているとは思う。

 

 だから、せめてフィクションだけでもいい終わりのものを見よう、見たいという願望はわかるけど、でもこれから先も生きて行くのであれば、キツイ終わりの話を見る事で世界の認識を変容するしかない。世界はこれから思いっきり残酷になっていくのはそれこそ避けられない(ギリシャ的)。だから自分が変わるしかない。それでも世界の残酷さに途中で力尽きてしまうだろうけど。