溜まっていた宿題を片付ける様な、軽い気分で視聴したらまあえげつない内容。
同じセクシャルハラスメントを扱った「SHE SAID/シー・セッド その名を暴け」はセクハラの場面をあえて描写しなかったけど、今作ではガッツリ出て来ます。
そして見ていて「マジか?」と思わずにはいられないのが、ニュース会社なのになんか芸能界の「掟」みたいな物が蔓延っていて、上司に逆らえば終わってしまう(転職しようにも、FOXに務めていたことが「スティグマ」になりどこにも雇ってもらえない)。
スクリプト的には3人の共感出来る女性主人公が出て来て「殻を破り(セクハラに対して泣き寝入りするのを辞める)」、そこから訴訟を起こす(反転攻勢)という内容。
そしてラスト、確かにセクハラをした奴はクビにされる。だけど結末は非常に苦く、クビになった奴は取り換えの効く消耗品で、結局は後釜に拝金主義者が据えられる。
少し笑ってしまったのが、寿司を食べているだけで「左寄り」と思われてしまう箇所。なんじゃそりゃw。
でも、こういうどうしようもないテレビ局があるのって、視聴率という数字をひたすら追いかける「成果主義」で、それは近代合理主義の果てでもあるんですよね…
だからこそ見ていてやるせない。何故ならこうなったのはある種必然だから。